CBDって安全なの?世界アンチドーピング機構の見解から考えてみた。

総合評価:

※採点(1〜5点)による平均値

商品名:CBDって安全なの?世界アンチドーピング機構の見解から考えてみた。
価格:0.00円(税込)()
カテゴリ:
ブランド:
タグ:

おすすめポイント

今回は2017年9月29日に世界アンチドーピング機構(WADA)が発表した「2018年禁止表国際基準」から CBDの安全性についてお伝えしたいと思います。

その前にそもそもなぜ「ドーピング」にCBDが関わって来るのかをお話ししましょう。近年、CBDは体の炎症を沈めてくれる効果があることが海外の研究で確認されています。 実際、ストレス軽減または炎症を抑えるなど様々なヒーリング効果がCBDを使用した人たちによってこれまでに報告されているようです。


日本ではまだCBD自体馴染みが薄いですが、アメリカではCBD摂取を公言している有名人も少なくありません。有名なのは総合格闘家のネイト・ディアス氏。2016年の試合後の記者会見において傷で腫れ上がった顔でヴェイプ・ペン(ペン型の蒸気発生デバイス)を吸いながら「これはCBDだ。自然治癒や炎症を抑えるとかそんな感じのことに役立つんだ」と話す姿は各所で話題になりました。

格闘家のみならず競技の第一線で戦っているアスリートは肉体の痛みやメンタル面での悩みが多いものです。鎮痛剤や精神安定剤の代替としてCBDが摂取できるのであればよいのですが、 CBD製品に含まれるCBDは麻から抽出されるためその危険性の懸念されていました。

ですが、 2017年9月29日に 世界アンチドーピング機構(WADA)が発表した「2018年禁止表国際基準」からCBDが除外されることになりました。(従来は天然及び合成カンナビノイドは禁止物質指定を受けていたが、「但し以下のものは除く: カンナビジオール」という記載が追加) そのため日本アンチドーピング機構(JADA) もこのルールのもとで アンチ・ドーピングの規則 を適用することになります。

WADAの見解では「カンナビジオールは禁止物質ではない」と断言していることから、CBDそのものの安全を認めているものと考えられます。一方、THCは引き続き禁止対象物質です。市販されているCBD製品の中にはTHCが含まれているものも存在するので、CBD摂取を検討しているアスリートの場合は100%THCフリーなCBD製品を使用する必要がありますのでご注意ください。