CBDオイルの抽出法でよく目にする「超臨界CO2抽出法」ってなに?

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CBDオイルに興味があるけど、CBD自体あんまり聞いたことがないからどんな風に作られているのか気になる・・・という方も多いと思います。今回はCBDの抽出方法の1つである「超臨界CO2抽出法」に関して、皆さんにお伝えしたいと思います。

「超臨界」ってなに?

超臨界とは流体の一つの状態です 。 一般的に流体には「固体」「液体」「気体」があります(小学校や中学校の理科で出てきたと思います)。
どこにでも忍び込む気体の性質(拡散性)と、成分を溶かし出す液体の性質(溶解性)を合わせ持つのが超臨界です。
超臨界流体の圧力と温度を操作することで流体の溶解度を変化させて特定物質の抽出を行うことができ、通常は溶解しないものを超臨界状態により流体に溶解させ、流体を常圧に戻すことで分離させたりすることができます

「超臨界CO2抽出法」 はCBD抽出のため技術?

CBDの抽出方法をネットで検索すると超臨界CO2抽出法がCBD抽出のための技術のような記事を見かけますが、そうではありません。
現在、超臨界を使って製品化・商品化されているものがいくつかありますが、これらは1980~1990年代に研究・装置製造がなされたものがほとんどです。20~30年以上も前から研究実用化されたものであり、技術としては既に確立されたものです。 したがって、ある種の錬金術のような怪しげなものでは決してないのです。その応用例としては

  • 珈琲やカレーなどの匂い成分を抽出して、レトルト食品などへ匂いをつける
  • カフェインレスコーヒーのように、カフェインだけを限定的に摘出して除去する
  • 衣服を傷めず、汚れのみを吸着・除去する超臨界クリーニング

などがあります。普段我々の生活でも、この技術の恩恵を受けているわけです。

超臨界にする流体としてよく用いられるのが二酸化炭素(CO2)です。CO2は低温で超臨界状態となるため、低温での抽出が可能となります。つまり高温に弱いCBDでもその成分を抽出することができるということです。 またこの方法によりCBD以外にもカンナビノイド成分、テルペン成分などの化合物を自然のまま抽出することができます。ちなみにENDOCA社では超臨界CO2抽出法のみを用いてCBDを抽出しているそうです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?成分を壊さず安全に抽出する技術が存在するため、怪しいことをしてCBDの抽出しているわけではありません。CBDFUNではCBDに関するちょっとした疑問や不安を解決できるような記事を提供していきたいと思います。