公開: 2026/09/08 / 更新: 2026/09/08 ・ 編集ポリシー
医療大麻について、痛み以外の症状への一定の有用性が報告される一方、リハビリテーションにおける機能回復への効果を示す証拠は限られているとするレビューが紹介されました。
論文は既存文献を定性的に整理したナラティブレビューです。多発性硬化症患者が自己申告した痙縮の改善、治療抵抗性の小児てんかん症候群における発作の減少、難治性の抗がん剤誘発性悪心・嘔吐への制吐作用、悪液質での食欲刺激、主観的な睡眠の質の改善などが報告されているとしています。ただし、睡眠構造に関する客観的な結果は一貫していません。
また、症状の緩和が歩行や日常生活動作、社会復帰などの改善につながるかは十分に検証されておらず、認知機能への影響、鎮静、運動学習の障害、転倒リスクにも注意が必要とされました。用量や製剤の標準化、長期的な機能評価も今後の課題です。読者は個別の報告を製品一般の効果と捉えず、使用を検討する場合は医療従事者へ相談することが重要です。
引用元:https://www.greenzonejapan.com/2026/09/07/medical-rehabilitation-beyond-pain/