公開: 2026/10/26 / 更新: 2026/10/26 ・ 編集ポリシー
パーセント(%)が全体を100として示す「百分率」であるのに対し、ppmは全体を100万として示す「百万分率」です。ppmは「parts per million」の略で、日本語では「100万分のいくつ」を意味します。
たとえば、1%は全体の100分の1、1ppmは全体の100万分の1です。ppmは、%では小数点以下の桁が多くなるような微量成分の表示に適しています。
%からppmへ換算するときは、%の数値に10,000を掛けます。反対に、ppmから%へ換算するときは10,000で割ります。
たとえば0.02%なら「0.02×10,000=200ppm」です。500ppmなら「500÷10,000=0.05%」となります。
ただし、この計算がそのまま使えるのは、重量比同士や体積比同士など、割合を求める基準が同じ場合です。「重量%」と「体積ppm」のように基準が異なる表示は、密度などの追加情報なしに単純換算できません。
水溶液などでは、ppmがmg/Lで表される場合があります。また、固体や食品ではmg/kgが使われることがあります。計算上、1mg/kgは重量比で1ppmです。
一方、1mg/Lを常に1ppmとみなせるわけではありません。液体の密度によって重量と体積の関係が変わるためです。商品仕様書や検査証明書では、ppmだけでなく「mg/kg」「mg/L」などの単位と測定対象を確認しましょう。
CBDオイルやリキッドでは、CBDの割合を%、製品全体に含まれる量をmgで示すことがあります。たとえば「10%」は割合、「1,000mg」は含有量を表すため、同じ意味ではありません。
%から含有量を判断するには、内容量に加えて、重量基準か体積基準かを確認する必要があります。10mLの商品でも、表示基準や原料の密度が不明なら、%だけから正確なmg数を確定することはできません。商品に%とmgの両方が記載されている場合は、メーカーが示す含有量を優先して比較すると分かりやすいでしょう。
CBD製品の検査証明書では、主成分の含有量だけでなく、測定対象となる各成分がppmなどで掲載される場合があります。確認したいのは、数値だけではなく次の項目です。
法令上の適否は、単純な単位換算だけでは判断できません。最新の基準や個別商品の扱いについては、所管官庁の公式情報や専門家への確認が必要です。
パーセントは百分率、ppmは百万分率です。同じ基準で表された割合なら「1%=10,000ppm」と換算できます。ただし、重量比・体積比・mg/Lなどが混在すると、数値だけの比較はできません。
CBD製品を比べる際は、%を濃度、mgを含有量として区別し、内容量や表示基準も確認しましょう。検査証明書では測定対象、単位、検出限界、ロットまで含めて読むことが大切です。