公開: 2026/10/15 / 更新: 2026/10/15 ・ 編集ポリシー
ppmは「parts per million」の略で、全体を100万としたときに、対象となる成分が何部分含まれるかを示す単位です。日本語では「百万分率」と呼ばれます。
したがって、100ppmは全体の100万分の100、比率にすると1万分の1です。非常に少ない濃度を表しやすいため、水質、食品、化粧品、工業製品など、幅広い分野で使われています。
ただし、ppmだけでは「何を基準にした濃度か」が分からない場合があります。質量同士を比べるのか、体積同士を比べるのかによって、具体的な量の読み方が変わるためです。
1%は全体の100分の1、1ppmは全体の100万分の1です。この関係から、100ppmは0.01%に相当します。
換算式は次のとおりです。
たとえば、500ppmは0.05%、1,000ppmは0.1%です。反対に、1%は10,000ppmとなります。
数字だけを見ると100ppmと100%を取り違えやすいものの、両者の濃度には大きな差があります。商品を比較するときは、単位まで含めて確認することが重要です。
質量を基準にしたppmでは、100ppmは100mg/kgと表せます。つまり、製品1kg中に対象成分が100mg含まれる計算です。
製品100gで同じ濃度なら、対象成分は10mgです。計算は「製品の質量(kg)×100mg」で行えます。
液体について「100ppm=100mg/L」と説明されることもありますが、これは密度が1kg/Lに近い液体を質量換算した場合の目安です。油などは密度が異なるため、常に同じとは限りません。正確な量を求めるには、メーカーが採用している濃度基準や製品の密度を確認してください。
CBD製品では、ppmよりも「%」「製品全体のCBD量(mg)」「1粒当たりのCBD量(mg)」などの表示が一般的です。これらはそれぞれ示している情報が異なります。
たとえば「CBD 100mg」という表示だけでは、濃度は確定できません。CBDが100mgでも、製品全体が10gの場合と100gの場合では濃度が異なるためです。濃度を比較するには、CBD量と製品全体の質量または容量の両方を確認します。
また、「100ppm」がCBDそのものの濃度を示すとは限りません。検査表では別の成分や不純物の測定値としてppmが使われることもあります。ラベルや検査証明書を見る際は、対象物質、測定単位、検出限界、質量比か体積比かを確認しましょう。
ppm、%、mgは、そのままでは単純比較できない場合があります。ppmと%は割合を示しますが、mgは成分の絶対量です。また、オイル、グミ、カプセル、化粧品などでは、製品全体・1容器・1個当たりといった表示単位も異なります。
比較前に、対象成分と基準量をそろえることが大切です。表示の意味が不明な場合は、販売元へ確認してください。成分規制や適法性に関する判断が必要なときは、行政機関の公式情報や法律の専門家に確認しましょう。
100ppmは、全体の100万分の100を示す濃度で、質量比では0.01%または100mg/kgに相当します。ただし、液体のmg/L換算は密度の影響を受けます。
CBD製品を比較するときは、ppmという数字だけでなく、対象成分、製品の総量、表示基準、1個当たりか容器全体かを併せて確認しましょう。