公開: 2026/09/22 / 更新: 2026/09/22 ・ 編集ポリシー
CBD製品、とくにベイプ用リキッドで表示される「PG」は、一般にプロピレングリコール(Propylene Glycol)を指します。無色の液体で、さまざまな成分を混ぜるための基材として、食品、化粧品、医薬品など幅広い分野で使用されています。
ただし、「PG」という略称だけでは用途や品質まで判断できません。CBDリキッドの場合は、製品パッケージや販売ページの原材料欄を確認し、PGがどのような位置付けで配合されているかを見る必要があります。
CBDリキッドは、CBD原料、香料、テルペン、基材などを組み合わせて作られます。PGは比較的流動性が高く、複数の原料を混ぜやすくする基材として利用されることがあります。
リキッドの粘度は、カートリッジやコイルへの供給のされ方に関係します。そのため、PGの有無だけでなく、製品全体の配合と使用機器との組み合わせを確認することが重要です。メーカーが指定するカートリッジ、出力、交換時期などがある場合は、その案内を優先してください。
なお、CBDオイルとCBDリキッドは外見が似ていても用途が異なります。MCTオイルなどを基材とする摂取用のCBDオイルを、ベイプ機器に入れて使用してはいけません。「ベイプ用」「カートリッジ用」など、用途が明記された製品を選びましょう。
PGと並んで表示されることが多い成分が、VG(植物性グリセリン)です。一般にPGはさらっとした性状、VGは粘度の高い性状を持ちます。ベイプ用リキッドでは、両方を組み合わせる製品もあれば、どちらか一方を主な基材とする製品もあります。
配合比率によってリキッドの粘度や機器との相性が変わるため、「PG使用」「VG使用」という表示だけで優劣は決められません。比率が公開されていない場合は、販売元に確認するのも一つの方法です。
また、PGはPEG(ポリエチレングリコール)とは別の物質です。名称や略称が似ていますが、同じ成分ではありません。原材料表示では略称だけでなく正式名称まで確認すると、取り違えを防ぎやすくなります。
まず、原材料が具体的に表示されているかを確認します。「基材」「香料」だけでなく、PG、VG、テルペンなどの名称が示されている製品は、配合を比較しやすくなります。
次に、CBD含有量の表記を確認しましょう。濃度の「%」と、容器全体に含まれる量を示す「mg」は意味が異なります。容量も併せて見なければ、製品同士を正確に比較できません。
第三者機関の分析書(COA)が公開されているかも確認項目です。分析対象の製造ロット、CBDなどの含有量、国内で規制対象となる成分の検査結果を見ます。日本の規制や基準は変更される可能性があるため、購入時点の厚生労働省などの公式情報も確認してください。
原材料に不明点がある場合や、使用について医療上の判断が必要な場合は、自己判断せず販売元、医師、薬剤師などの専門家へ相談しましょう。
PGは、CBDリキッドなどで基材として使われるプロピレングリコールの略称です。製品選びではPGの有無だけを基準にせず、VGとの配合、原材料表示、CBD含有量、COA、対応デバイスをまとめて確認することが大切です。CBDオイルとベイプ用リキッドを混同せず、製品に明記された用途と使用方法を守りましょう。