脂質ベースのCBDナノカプセル化、マウス実験で抗侵害受容作用の持続時間を延長

公開: 2026/11/02 / 更新: 2026/11/02 ・ 編集ポリシー

脂質ベースのマイクロエマルションにCBDを封入した製剤「LS-CBD」が、神経障害性疼痛モデルのマウスにおいて、遊離CBDよりも熱刺激に対する抗侵害受容作用の持続時間を延長したと報告されました。

研究では、坐骨神経を部分結紮した雄マウスにCBDまたはLS-CBDを経口投与しました。熱刺激に対する作用は、遊離CBDの2時間に対してLS-CBDでは1~8時間確認されました。一方、作用のピークに有意な差はなく、研究者らはナノカプセル化が作用の強さではなく持続時間を延ばしたとしています。7日間の反復投与では、LS-CBDは毎日、機械刺激に対する有意な作用を示し、両製剤とも熱刺激に対する作用が持続しました。血液学的・生化学的指標や体重の変化は認められなかったと報告されています。

本研究は動物実験であり、人への有効性や市販CBD製品の効果を示すものではありません。CBDの送達技術に関する基礎研究として、今後の検証を中立的に見守る必要があります。

引用元:https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/42956528/