景表法とは?CBD商品の広告・表示を見るときの基礎知識

公開: 2026/10/22 / 更新: 2026/10/22 ・ 編集ポリシー

この記事の要点

  • 景表法は、誤認を招く表示と過大な景品提供を規制する法律
  • CBD商品では、品質・含有量・価格・口コミの表示を確認する
  • 広告であることを隠した投稿も規制対象になり得る

景表法とは

景表法は「不当景品類及び不当表示防止法」の通称です。商品・サービスの内容や価格を実際より良く見せる表示を規制し、消費者が自主的かつ合理的に選べる環境を守ることを目的としています。また、商品購入に伴って提供される景品類について、過大な提供を制限する役割もあります。

対象となる「表示」は、商品パッケージや店頭POPだけではありません。ECサイト、広告、SNS投稿、動画、メールマガジンなど、消費者の購入判断に影響する幅広い媒体が含まれます。詳しい制度は消費者庁の景品表示法ページで確認できます。

主な不当表示の種類

代表的なものが「優良誤認表示」と「有利誤認表示」です。

優良誤認表示とは、品質、規格、原材料などについて、実際より著しく優れているように見せる表示です。競合商品より優れているという事実に反する表示も含まれます。故意でなく、確認不足による誤表示でも規制対象となる場合があります。消費者庁の解説では、表示の裏付けとなる合理的な根拠資料を求められる仕組みも案内されています。

有利誤認表示とは、価格や購入条件を実際より著しく有利に見せる表示です。根拠のない「通常価格」からの値引きや、適用条件を分かりにくくした割引表示などには注意が必要です。定義の詳細は消費者庁の有利誤認に関する解説を参照してください。

このほか、広告であることを判別しにくくするステルスマーケティングも、景表法上の不当表示として規制されます。事業者が表示内容の決定に関与した投稿では、「広告」「PR」などを消費者に分かる形で示す必要があります。

CBD商品の表示で確認したいポイント

CBD商品を比較するときは、印象的な宣伝文句だけでなく、表示の条件や根拠を確認しましょう。たとえば「CBD○mg配合」は、1粒・1回分・容器全体のどの量なのかで意味が異なります。濃度の比較では、内容量やCBD総量、商品形態も併せて見る必要があります。

「最高」「人気No.1」などの最上級表現は、調査主体、調査時期、対象商品、比較方法が示されているかを確認します。割引表示では、比較対象となる価格、期間、定期購入の回数や解約条件、送料を含む支払総額も重要です。

口コミやランキングについても、広告主の関与、商品の無償提供、報酬の有無が明示されているかを見ると、情報の位置付けを判断しやすくなります。

景表法と薬機法の違い

景表法は、商品・サービス全般の品質や価格などに関する誤認表示を規制します。一方、薬機法は医薬品、医薬部外品、化粧品、医療機器などの品質・有効性・安全性や広告を規律する法律です。広告内容によっては複数の法律を同時に確認する必要があります。

個別の表現が適法かどうかは、商品区分、表示全体、根拠資料などによって判断が異なります。事業者が広告を作成する場合は、消費者庁などの最新の公式資料を確認し、必要に応じて弁護士などの専門家へ相談してください。

まとめ

景表法は、商品内容や価格について消費者の誤認を招く表示と、過大な景品類の提供を規制する法律です。CBD商品を比べる際は、含有量の単位、比較条件、価格の適用条件、広告表示の有無を具体的に確認しましょう。表示だけで判断できない点は、販売事業者への問い合わせや公式情報の確認が大切です。

よくある質問

景表法の正式名称は何ですか?
「不当景品類及び不当表示防止法」です。不当な表示や過大な景品類の提供を規制し、消費者の自主的かつ合理的な選択を守ります。
SNSの投稿も景表法の対象ですか?
事業者が表示内容の決定に関与した広告投稿などは対象になり得ます。広告である場合は「広告」「PR」などを分かりやすく示す必要があります。
CBD含有量は何を確認すべきですか?
表示された量が1粒、1回分、容器全体のどれを指すか確認します。濃度だけでなく、内容量やCBD総量、商品形態も併せて比較しましょう。