エンドカンナビノイドシステム(ECS)

エンドカンナビノイドシステム(ECS)は、体内でつくられるカンナビノイド様物質、その受容体、合成・分解に関わる酵素などから構成される生理学上の情報伝達系です。

定義

エンドカンナビノイドシステム(ECS)は、体内で産生される「エンドカンナビノイド(内因性カンナビノイド)」、それらが結合する受容体、ならびに合成・分解に関与する酵素などを含む生理学上の情報伝達系と定義されます。代表的な受容体としてCB1受容体とCB2受容体が知られています。

補足説明

「エンド」は「体内の」「内因性の」という意味です。植物に由来するCBDやTHCなどのフィトカンナビノイドとは区別されます。ECSという名称は単一の器官を指すものではなく、複数の分子や受容体などをまとめた概念です。各構成要素と外来性カンナビノイドとの関係は研究対象ですが、ECSに関連する説明だけを根拠として、CBD製品による疾病の治療・予防や身体機能への効果が確認されているとは判断できません。

製品情報を見る際の留意点

商品説明で「ECSに働きかける」などの表現が使われていても、それ自体は製品の有効性や安全性を証明するものではありません。ECSは、特定の商品効果を示す名称ではなく、生理学上の用語として理解する必要があります。

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