公開: 2026/10/29 / 更新: 2026/10/29 ・ 編集ポリシー
承認カンナビノイド医薬品の全身曝露量には患者間で大きな差があり、遺伝子型と併用薬が共通の代謝・消失過程を通じて影響し得るとするレビューが、2026年10月12日付の『Pharmaceutics』に掲載された。
対象はカンナビジオール、ナビキシモルス、ドロナビノール、ナビロン。特にCYP2C19に関連するカンナビジオールとクロバザムの併用、およびCYP2C9に関連するTHC含有医薬品で構成要素ごとのエビデンスが強いと整理された。健康成人では、カンナビジオールによりクロバザムの活性代謝物N-デスメチルクロバザムへの曝露量が3.4倍となった一方、親薬物の変化は小さかったという報告がある。
ただし、遺伝子型と併用薬の複合的影響を測定した承認製品の研究は確認されず、遺伝子型に基づく用量調整も未検証とされた。読者は、カンナビノイド医薬品では親薬物だけでなく代謝物や併用薬も検討対象になるという研究上の論点として、中立的に捉える必要がある。
引用元:https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/42942824/