CBNとCBDの違いは?成分・国内規制・製品選びの注意点を解説

公開: 2026/09/28 / 更新: 2026/09/28 ・ 編集ポリシー

この記事の要点

CBNとCBDは別の成分

CBNは「カンナビノール」、CBDは「カンナビジオール」の略称です。どちらも大麻草に含まれるカンナビノイドと呼ばれる成分ですが、化学構造や法令上の扱いは同じではありません。

名称が似ているため、CBDの一種としてCBNを捉えてしまうことがあります。しかし、成分名が異なる以上、商品表示や検査結果でも別々に確認する必要があります。「CBD配合」と書かれた商品に、当然にCBNも含まれているわけではありません。

最も大きな違いは日本での規制

日本では、CBNは2026年6月1日から医薬品医療機器等法上の「指定薬物」に指定されています。施行後は、医療等の用途として認められる例外を除き、CBNおよびCBNを含む製品の製造、輸入、販売、所持、使用などが禁止されています。以前購入した商品であっても、現在の制度を基準に判断しなければなりません。

一方、CBDはCBNと同じ指定を受けた成分ではありません。ただし、「CBD製品ならすべて適法」という意味ではない点に注意が必要です。製品に含まれるΔ9-THCが法令上の残留限度値を超える場合、その製品は麻薬に該当します。

規制内容は更新される可能性があるため、購入や輸入を判断する際は、厚生労働省のCBNに関する案内などの公式情報を確認してください。個別の商品に関する法的判断は、行政窓口や法律の専門家への相談が必要です。

表示から違いを確認する方法

商品を見るときは、パッケージ前面の名称だけでなく、原材料表示や成分分析書を確認します。分析書は「COA」と表記されることもあり、主に次の点が比較材料になります。

  • CBD、CBN、Δ9-THCなどの成分名が個別に記載されているか
  • 商品名やロット番号と分析書の情報が対応しているか
  • 検査機関名や検査日を確認できるか
  • 国内の現行基準に適合する旨を販売元が説明しているか

「カンナビノイド配合」「ヘンプ由来」といった広い表現だけでは、含有成分を特定できません。CBNの記載がある商品は購入・所持・使用を避け、販売元の説明だけで判断できない場合は厚生労働省などの公式窓口に確認しましょう。

CBD製品を比較するときの観点

CBD製品には、オイル、グミ、カプセル、リキッド、化粧品など複数の形状があります。比較する際は、用途を示す広告表現ではなく、CBDの含有総量、内容量、1回分の目安量、原材料、使用方法、保管方法など、客観的に確認できる情報を整理すると分かりやすくなります。

濃度のパーセント表示とCBD総量は別の項目です。濃度だけで多寡を判断せず、容器全体の内容量とCBDの総量をあわせて確認してください。また、医薬品を使用している人、妊娠・授乳中の人、健康上の事情がある人は、自己判断で使用せず医師や薬剤師に相談することが大切です。

CBNとCBDを同じ基準で選ばない

CBNとCBDの違いを調べる際、成分の特徴だけを比べると、現在の国内規制を見落とすおそれがあります。日本で商品を選ぶうえでは、CBNが指定薬物として原則禁止されていることを最初に押さえなければなりません。

海外で販売されていることや、過去に国内で流通していたことは、現在の日本での適法性を保証しません。海外通販や個人輸入でも日本の法令が関係するため、安易に注文しないよう注意してください。

まとめ

CBNとCBDは、ともにカンナビノイドに分類されますが、別の成分です。特に重要なのは法令上の違いで、日本ではCBNを含む製品の製造、輸入、販売、所持、使用などが2026年6月から原則禁止されています。

CBDはCBNと同じ指定薬物ではないものの、製品中のΔ9-THCには残留限度値があります。CBD製品を比較する場合は、成分表示、ロットに対応した分析書、販売元の情報を確認し、最新の規制は厚生労働省の公式情報で確かめましょう。

よくある質問

CBNとCBDは同じ成分ですか?
同じではありません。CBNはカンナビノール、CBDはカンナビジオールという別のカンナビノイドで、商品表示や分析書でも個別に確認する必要があります。
日本でCBN製品を購入できますか?
CBNは2026年6月1日から指定薬物となり、医療等の用途として認められる例外を除き、製造、輸入、販売、所持、使用などが禁止されています。最新情報は厚生労働省で確認してください。
CBD製品ならすべて適法ですか?
一律には判断できません。製品中のΔ9-THCが残留限度値を超えると麻薬に該当します。成分分析書を確認し、判断できない場合は行政窓口や法律の専門家へ相談してください。