成分表示とは、製品に含まれるカンナビノイドなどの成分名、含有量、濃度を示す情報です。原材料を使用量の多い順などに記す原材料表示とは、確認する目的や表記内容が異なります。
成分表示とは、製品に含まれるCBD、CBG、CBNなどのカンナビノイドの種類と、その含有量・濃度を示す情報です。製品同士を比較するときは、成分名だけでなく、数値が「製品全体」「1mL」「1粒」「1回分」のどれを基準にしているかを確認します。 一方、原材料表示は、キャリアオイル、甘味料、香料、テルペンなど、製品の製造に用いられた原材料を所定の方法で記載するものです。両者は重なる場合もありますが、「CBD 1,000mg」「CBD 10%」といった量的情報は、原材料名だけでは把握できないことがあります。
| 確認項目 | 成分表示 | 原材料表示 |
|---|---|---|
| 主な目的 | カンナビノイドなどの種類・量・濃度を確認する | 製造に用いられた原材料を確認する |
| 表記例 | CBD 1,000mg、CBD 10% | MCTオイル、香料、テルペン、甘味料 |
| 確認時の注意 | 数値の基準と単位を併せて見る | 食品ではアレルゲン表示にも注意する |
成分表示と原材料表示は、どちらか一方で代用できるとは限りません。カンナビノイドの量を確認したい場合は成分表示を、添加成分や使用原料を確認したい場合は原材料表示を確認します。
CBD、CBG、CBNなど、どの成分が表示されているかを確認します。略称だけで判断せず、容器や公式情報に記載された成分名も併せて見ると整理しやすくなります。
数値が製品全体の総含有量なのか、1mL・1粒・1回分当たりの量なのかを確認します。総含有量が同じ製品でも、内容量が異なれば濃度や1回分当たりの量は同じとは限りません。
「10%」のような濃度表示では、w/w%とw/v%で基準が異なります。そのため、割合だけを比較せず、内容量、重量・容量の別、mgやmg/mLなどの単位を併せて確認する必要があります。
MCTオイル、香料、テルペン、甘味料などの添加成分は、主に原材料表示で確認します。食品ではアレルゲン表示にも注意します。
容器や公式情報の表示と、同一ロットのCoA(成分分析証明書)を照合すると、検査対象成分や分析値を確認しやすくなります。ロット番号、検査対象となった成分、表示単位が対応しているかを順に確認します。
表示上の成分名や含有量は、品質を比較する一要素です。ただし、成分名や含有量だけから製品の効果・効能を推測することはできません。また、総含有量と濃度、1回分当たりの量はそれぞれ異なる情報であるため、同じ基準にそろえて比較することが重要です。
一般にmgは成分の量を示す単位ですが、製品全体の総含有量か、1粒・1回分当たりの量かは表示によって異なります。数値の対象範囲と内容量を確認してください。
同じ意味とは限りません。10%は割合、1,000mgは量を表すため、内容量と計算基準が分からなければ直接比較できません。
カンナビノイドの種類・含有量・濃度を知りたい場合は成分表示、キャリアオイルや香料などの使用原料を知りたい場合は原材料表示を確認します。製品の情報を把握するには両方の確認が必要です。
対象製品と同一ロットのCoAであることを確かめ、検査対象成分、分析値、単位を容器や公式情報の表示と見比べます。表示と分析値は基準や単位が異なる場合があるため、数値だけでなく表記条件も確認します。