公開: 2026/11/02 / 更新: 2026/11/02 ・ 編集ポリシー
THCやCBDなどのカンナビノイド曝露と心血管疾患の関係を整理したナラティブレビューが、2026年10月29日付の「The American Journal of Medicine」でオンライン公開された。
レビューでは、作用機序、実験、疫学研究の知見を統合。心血管組織のカンナビノイド1型受容体は交感神経活性化、頻脈、内皮機能障害に関与する一方、2型受容体の活性化には抗炎症・抗動脈硬化作用があると報告している。また、急性のTHC曝露では、頻脈、心筋酸素需要の増加、血管硬化、一過性の血圧変化が確認されたという。大規模観察研究やメタ解析では、カンナビス/カンナビノイド使用と主要心血管イベントのリスク上昇との関連が示されているが、因果関係は確定していない。
著者らは、特に心血管疾患や他のリスク要因がある人の頻繁・大量な使用に注意を促し、標準化した曝露指標、長期研究、無作為化比較試験が必要としている。CBDを含む製品を選ぶ際も、研究上の関連と確定した因果関係を区別して情報を確認することが重要だ。
引用元:https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/42957145/