カンナビス(Cannabis)

カンナビス(Cannabis)は、アサ科カンナビス属の植物を指す分類学上の名称です。ヘンプは一般に、同じ植物群のうち産業用途などで扱われるものを指す呼称であり、必ずしも別の植物種を意味しません。

定義

カンナビス(Cannabis)は、アサ科に属する植物の属名です。分類方法には複数の見解がありますが、日本の「大麻草の栽培の規制に関する法律」では、大麻草を「カンナビス・サティバ・リンネ」と定義しています。カンナビスは植物全体を示す名称であり、CBDTHCなど特定の成分名とは区別されます。

ヘンプとの違い

ヘンプは独立した植物分類上の名称というより、カンナビスのうち繊維、種子、食品原料などの産業用途で扱われるものを指す呼称です。国や制度によってはTHC含有割合などを基準に区分されますが、その基準は一律ではありません。日本では栽培に免許が必要であり、一定の基準に適合する品種であっても、個人が自由に栽培できるわけではありません。

表示を見る際の留意点

商品に「カンナビス由来」「ヘンプ由来」と記載されていても、それだけで原料部位、成分構成、国内法への適合性は判断できません。CBD製品を確認する際は、原材料表示に加え、第三者機関の成分分析証明書(CoA)、ロット番号、Δ9-THCの検査結果や残留限度値への適合状況を確認することが重要です。なお、旧称「大麻取締法」は法改正により「大麻草の栽培の規制に関する法律」へ改称されています。

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