ヘンプ(産業用大麻)は、大麻草(Cannabis sativa L.)のうち、繊維、種子、成分原料などの産業利用を目的として栽培されるものを指す一般的な呼称です。日本では、産業目的であっても大麻草の栽培には免許が必要です。
## 定義 ヘンプ(産業用大麻)は、大麻草(Cannabis sativa L.)のうち、繊維、種子、成分原料などへの産業利用を主な目的とするものを指す一般的な呼称です。「ヘンプ」と「マリファナ」は用途や成分組成の違いを説明する際に使い分けられますが、植物分類上はどちらも大麻草に位置づけられます。
## 日本における栽培規制 日本では、産業用という名称だけで自由に栽培できるわけではありません。現行の「大麻草の栽培の規制に関する法律」では、免許を受けた大麻草栽培者でなければ栽培できないと定められています。製品原料を採取する第一種大麻草採取栽培者は都道府県知事、医薬品原料を採取する第二種栽培者や研究栽培者は厚生労働大臣の免許を受けます。第一種の栽培には、原則として法令上の基準に適合する種子等を用いる必要があります。[厚生労働省・大麻草の栽培の規制に関する法律](https://www.mhlw.go.jp/web/t_doc?dataId=81108000&dataType=0)
## 製品表示を見る際の留意点 「ヘンプ由来」という表示だけでは、CBDの含有量、THCの管理状況、抽出部位、品質まで判断できません。CBD製品を選ぶ際は、原料表示に加え、ロットに対応したCoAや第三者機関による成分検査の有無を確認することが重要です。