チェーン・オブ・カストディ(試料管理記録)

チェーン・オブ・カストディ(試料管理記録)とは、検体の採取から受領、保管、分析、廃棄または返却まで、誰が・いつ・どのように取り扱ったかを記録する仕組みです。検体の同一性や管理経路を確認するために用いられます。

チェーン・オブ・カストディとは

チェーン・オブ・カストディ(Chain of Custody、CoC)とは、分析対象となる検体について、採取、封印、輸送、試験所での受領、保管、前処理、分析、廃棄または返却までの受け渡し履歴を記録する管理手順です。記録には、検体識別番号、ロット番号、受け渡しの日時、担当者、保管条件、容器の状態などが含まれる場合があります。

この記録は、分析した検体が途中で取り違えられたり、無断で交換・改変されたりしていないかを追跡し、検査結果と対象ロットとの対応関係を確認する手掛かりになります。ただし、記録項目や運用方法は事業者・試験所によって異なり、書類が存在すること自体は、検体の代表性や分析方法の妥当性、製品の品質・安全性を保証するものではありません。

CBD製品の検査情報を確認する際は、チェーン・オブ・カストディの有無だけで判断せず、CoAに記載されたロット番号との一致、検査対象成分、分析方法、試験所の認定範囲なども併せて確認することが重要です。また、提出検体が市販品と同一ロットか、誰が採取したかが不明な場合は、その点を考慮して結果を読み取る必要があります。

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