リモネンは、柑橘類の果皮などに含まれ、レモンやオレンジを思わせる香りをもつテルペンの一種です。CBD製品では、ヘンプ由来成分として含まれる場合と、香料として別途添加される場合があります。
リモネンはテルペンの一種で、柑橘類の果皮などに存在する香気成分です。一般にレモンやオレンジを思わせる明るい香りとして認識されますが、製品全体の香りはほかのテルペンや香料、基材との組み合わせによって変わります。
CoA(成分分析証明書)のテルペン分析では、「Limonene」や「d-Limonene」などと記載され、含有量が%、mg/g、ppmなどで示されることがあります。数値を比較するときは、単位、試料の重量・容量基準、分析方法、定量限界を確認してください。「ND」は必ずしも完全な不存在を意味せず、その分析条件における検出限界未満を示す場合があります。また、テルペン分析とカンナビノイド分析は別項目であるため、リモネンの記載からCBDやTHCの含有量を判断することはできません。
リモネンが検出されても、それだけでヘンプから自然に残存した成分とは断定できません。抽出物に由来する場合のほか、香りを調整する目的で植物由来テルペンや香料として添加される場合があります。由来を区別したいときは、原材料表示、商品説明、メーカーの回答を確認し、CoAの数値だけで判断しないことが大切です。「天然香料」「テルペン配合」などの表示も、直ちにヘンプ由来であることを意味するとは限りません。