GC-MS(ガスクロマトグラフィー質量分析法)

GC-MS(ガスクロマトグラフィー質量分析法)は、試料中の揮発性・半揮発性成分を分離し、質量スペクトルを用いて同定・定量する分析法です。結果を確認する際は、対象成分や試験条件、検出限界・定量限界も併せて見る必要があります。

GC-MSとは

GC-MS(ガスクロマトグラフィー質量分析法)は、試料に含まれる成分をガスクロマトグラフィー(GC)で分離し、質量分析計(MS)で検出する分析法です。主に揮発性または加熱により気化できる成分の同定・定量に用いられ、CBD関連製品ではテルペン残留溶媒などの検査に利用されることがあります。

GCでは各成分がカラムを通過する時間の違いによって分離され、MSでは得られた質量スペクトルを標準物質やライブラリと照合します。ただし、試料の前処理、カラム、温度条件、測定方式、標準物質の有無などにより、検出できる成分や結果の精度は異なります。熱によって変化しやすい成分では、測定中の変換も考慮が必要です。

CoAを確認する際は、「GC-MSで分析済み」という記載だけで判断せず、対象成分、試験方法、測定日、ロット番号、検査機関に加え、LOD(検出限界)LOQ(定量限界)を確認しましょう。特に「ND(不検出)」は成分が完全に存在しないことを意味するとは限らず、採用された方法の検出限界未満であった可能性があります。カンナビノイドの分析ではHPLCなど別の方法が使われる場合もあるため、確認したい成分に適した試験法かを見分けることが重要です。

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