残留溶媒とは、CBD原料の抽出・精製・製造に用いたエタノールなどの溶媒が、除去工程を経た後も最終製品に残っているものです。通常は機器分析によって種類と濃度を確認します。
残留溶媒とは、CBDやヘンプ由来成分の抽出・精製、または製品の製造に使用された溶媒が、乾燥や蒸留などの除去工程後も原料・最終製品中に残っているものを指します。使用される溶媒は製法によって異なり、エタノールのほか、炭化水素系などが検査対象に含まれる場合があります。超臨界CO2抽出でも、その後の精製工程で別の溶媒が使われることがあるため、抽出方法の名称だけでは残留の有無を判断できません。
検査では、対象とする溶媒ごとに検出結果や濃度、検出限界・定量限界、適用した基準値などを確認します。分析方法にはガスクロマトグラフィーを利用する手法などがあり、結果はCoA(成分分析証明書)に掲載されることがあります。
製品を選ぶ際は、「検査済み」という表示だけで安全性を断定せず、検査対象となった溶媒名、結果の単位、基準値、分析日、ロット番号、検査機関を確認することが重要です。ND(不検出)も、物質が完全に存在しないという意味ではなく、採用された検出限界未満であったことを示す表現として読み取る必要があります。