超臨界CO2抽出とは、高温・高圧下で超臨界状態にした二酸化炭素を溶媒として、ヘンプ原料からカンナビノイドやテルペンなどの成分を取り出す方法です。抽出後の精製や成分調整とは別の工程です。
## 定義 超臨界CO2抽出は、一定の温度・圧力を超えることで、気体の拡散性と液体に近い溶解性を併せ持つ「超臨界状態」になった二酸化炭素を利用する抽出法です。ヘンプ原料に超臨界CO2を通し、カンナビノイドやテルペン、脂質などの成分を溶かし出した後、圧力を下げて二酸化炭素と抽出物を分離します。
## 抽出後の工程との違い 抽出は、植物原料から成分を取り出す工程を指します。一方、ろ過、脱ろう、蒸留、脱炭酸、クロマトグラフィーなどは、抽出物から不要成分を除いたり、特定成分の比率や状態を調整したりする精製・加工工程です。そのため、「超臨界CO2抽出」という表示だけでは、最終製品がアイソレート、ブロードスペクトラム、フルスペクトラムのいずれであるかは判断できません。温度や圧力などの条件によって抽出される成分の構成も変わり得ます。
## 製品選びでの留意点 抽出法は製造工程を示す情報であり、それだけを根拠に製品の効果や安全性、品質の優劣を断定することはできません。製品を確認する際は、抽出法に加えて、原料、精製方法、成分表示、ロット番号、第三者機関によるCoAの有無や検査対象成分を併せて確認することが大切です。