中性カンナビノイドとは、カルボキシ基を持たない形のカンナビノイドを指す分類です。CBD、THC、CBGなどが含まれ、多くは対応する酸性カンナビノイドの脱炭酸によって生じます。
中性カンナビノイドとは、分子内にカルボキシ基を持たない形のカンナビノイドを指します。代表例はCBD、THC、CBGで、それぞれに対応する酸性カンナビノイドとしてCBDA、THCA、CBGAがあります。酸性型から二酸化炭素が外れる変化は「脱炭酸」と呼ばれ、加熱や保管中の経時変化などによって進む場合があります。
ここでいう「中性」は化学構造上の分類であり、製品のpH、安全性、合法性、刺激の有無などを意味するものではありません。また、CBNのように、単純に酸性型の脱炭酸だけでは生成経路を説明できない成分も中性カンナビノイドとして扱われます。
成分分析証明書(CoA)では、CBDとCBDA、THCとTHCAのように中性型と酸性型が分けて記載されることがあります。「総CBD」「総THC」などの合算値だけでなく、各成分の個別値、分析方法、検出限界・定量限界、試験対象ロットも確認すると、表示内容をより正確に把握できます。なお、ガスクロマトグラフィーでは測定時の加熱が脱炭酸に影響し得るため、分析方法の違いにも注意が必要です。