合成カンナビノイドは、化学合成によって作られ、カンナビノイド受容体に作用する物質群の総称です。植物中に天然に存在するフィトカンナビノイドとは由来が異なり、国内で指定薬物や麻薬として規制される物質もあります。
合成カンナビノイドとは、化学合成によって製造され、CB1・CB2などのカンナビノイド受容体に作用する物質群の総称です。単一の成分名や法令上の一分類を指す言葉ではなく、化学構造や法的区分の異なる多数の物質を含みます。
CBDやTHCなど、大麻草に天然に存在する成分は「フィトカンナビノイド」と呼ばれます。一方、合成カンナビノイドは人工的に合成されます。植物由来成分を原料として化学変換した「半合成カンナビノイド」と区別される場合もあります。ただし、天然・合成という由来だけで安全性や適法性を判断することはできません。
日本では、合成カンナビノイド系化合物の一部が個別指定または構造に基づく包括指定により「指定薬物」とされ、別途「麻薬」に該当する物質もあります。規制は追加・変更されるため、商品名や「合法」「THCフリー」といった表示だけで判断せず、正確な成分名、ロット対応のCoA、検査対象成分を確認し、厚生労働省の最新の指定薬物情報を参照することが重要です。成分を特定できない製品は避けるのが適切です。