クロマトグラフィーとは、混合物中の成分を、固定相と移動相に対する相互作用や分配の違いを利用して分離する分析技術です。CBD製品の成分検査などでは、HPLCやGCといった方式が用いられます。
クロマトグラフィーは、混合物に含まれる複数の成分を分離するための分析技術です。試料を運ぶ「移動相」と、成分が通過する過程で相互作用する「固定相」を用い、各成分の分配、吸着、揮発性などの違いによって移動速度に差を生じさせます。分離された成分は、保持時間や検出器から得られる信号を標準物質などと照合して、同定や定量に利用されます。
代表例には、液体を移動相とするHPLC(高速液体クロマトグラフィー)と、気体を移動相とするGC(ガスクロマトグラフィー)があります。また、クロマトグラフィーを質量分析法と組み合わせたLC-MSやGC-MSもあります。適した方式や前処理、測定条件は、対象成分や試料の性質によって異なります。
CBD製品の検査結果を見る際は、測定法、検査対象成分、LOD・LOQ、単位、試料のロットなども併せて確認することが重要です。数値は成分の検出量や含有量を示す分析情報であり、製品の安全性や品質全体を単独で保証するものではありません。また、分析結果から身体への効果や疾病への有用性を推定することはできません。