GC(ガスクロマトグラフィー)は、試料を気化し、揮発性成分をカラム内で分離して測定する分析手法です。テルペンや残留溶媒などの分析に用いられます。
GC(ガスクロマトグラフィー)は、試料を加熱して気化させ、ヘリウムなどのキャリアガスでカラムへ送り、各成分と固定相との相互作用の違いによって分離する分析手法です。分離後の成分は、目的に応じた検出器で測定されます。CBD製品の品質試験では、揮発性のあるテルペンや残留溶媒などの分析に用いられることがあります。
GC-MSは、GCで分離した成分をMS(質量分析法)で検出する組み合わせです。GCが主に分離を担うのに対し、MSは質量スペクトルを利用して成分の同定や測定を補助します。そのため、「GC」と「GC-MS」は同じ意味ではなく、検出方法まで示しているかが異なります。
酸性カンナビノイドであるCBDAやTHCAは、GCの注入口などで加熱されると、脱炭酸によってCBDやTHCなどの中性型へ変化する可能性があります。このため、酸性型をそのまま区別して評価したい場合には、誘導体化などの前処理や、加熱気化を必要としないHPLC等が検討されます。CoAを確認する際は、分析法、前処理、検査対象成分、総CBD・総THCの算出方法が明記されているかを併せて確認することが重要です。