テルピノレン

テルピノレンは、カンナビスを含むさまざまな植物に含まれるモノテルペンの一種です。一般に、樹木、ハーブ、柑橘、花を思わせる複合的な香調として説明されます。

定義

テルピノレンは、植物が産生する揮発性のモノテルペンの一種です。カンナビスに特有の成分ではなく、複数の植物や精油にも存在します。香りは一般に、樹木や松葉のような香調を基調として、ハーブ、柑橘、花を思わせる要素を併せ持つと表現されます。ただし、香りの感じ方は濃度、共存する成分、製品の基材などによって変わります。

分析上の位置付け

テルピノレンは、製品や原料の香気成分を示す「テルペンプロファイル」の検査対象となることがあります。揮発性成分の分析にはGCやGC-MSが用いられ、保持時間や質量スペクトルを標準物質と照合して識別・定量します。類似するテルペンとの分離状態や共溶出の有無は結果の信頼性に関わるため、分析方法、定量限界、使用した標準物質などの確認も重要です。

製品を比較する際は、名称の記載だけで含有量を判断せず、CoAの検査対象成分、測定値の単位、ロット番号を確認します。「テルペン配合」という表示があっても、テルピノレンが個別に検査されているとは限りません。また、保管中の揮発や酸化によって香気組成が変化し得るため、保存条件や分析時点にも留意が必要です。

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