ウィンタリゼーション(冬化処理)

ウィンタリゼーション(冬化処理)とは、植物由来の抽出物を低温下に置き、析出したワックスや脂質などをろ過して取り除く精製工程です。

定義

ウィンタリゼーション(冬化処理)とは、ヘンプなどの植物由来の抽出物から、ワックス、脂質、クロロフィルを含む不要成分の一部を分離・除去する精製工程です。一般に、抽出物をエタノールなどの溶媒に溶かして低温下に置き、溶けにくくなって析出した成分をろ過します。その後、必要に応じて溶媒を回収・除去し、次の精製工程へ進めます。

補足説明

冬化処理は、超臨界CO2抽出エタノール抽出の後工程として用いられることがあります。抽出物の濁りや粘度、後続する蒸留・クロマトグラフィー精製のしやすさに関係する工程ですが、冬化処理だけで特定成分の純度や最終製品の品質が決まるわけではありません。処理条件やろ過方法、後工程は製造者によって異なります。

製品選びでの留意点

「冬化済み」「高精製」といった表示は、直ちに製品全体の安全性を保証するものではありません。安全性や規格への適合性を確認する際は、冬化処理の有無だけで判断せず、ロットに対応したCoAカンナビノイドの分析結果、残留溶媒・農薬・重金属・微生物などの検査項目、分析機関や試験方法も併せて確認することが重要です。

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