エタノール抽出は、エタノールを溶媒としてヘンプなどの植物原料からカンナビノイドやテルペンなどの成分を取り出す方法です。抽出後は溶媒を除去し、残留エタノールの検査が行われる場合があります。
エタノール抽出は、ヘンプなどの植物原料をエタノールに接触させ、カンナビノイドやテルペンをはじめとする溶解性の成分を取り出す抽出方法です。得られた抽出液から、ろ過や濃縮などの工程によって植物片やエタノールを除き、用途に応じて脱炭酸、蒸留、精製などの処理が加えられます。温度、抽出時間、原料の状態といった条件により、抽出される成分の構成や不純物の量は変わり得ます。
エタノールは抽出工程で使用した後に除去されますが、最終原料や製品に残っていないかを確認する指標が残留溶媒検査です。CoA(成分分析証明書)を確認する際は、エタノールが検査対象に含まれているか、結果が数値またはNDで示されているか、試験方法やLOD・LOQ、適用された残留限度値が記載されているかを見るとよいでしょう。
ただし、エタノール抽出であることだけを根拠に、製品の安全性や品質の優劣を判断することはできません。原料管理、精製工程、成分量、微生物・重金属・農薬などの検査、ロットとの対応関係も含めて総合的に確認する必要があります。